オムニバスセミナー 2023(R5)
開催日 | 2024/3/14(木) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | Ngo Duc Thanh 氏 (Dean, Faculty of Computer Sciences, University of Information Technology, Vietnam National University, Ho Chi Minh City) |
講演題目 | Understand Text in Scene Images: Challenges and Recent Approaches |
要旨 | Scene text understanding is the task of detecting and recognizing text in natural images, such as street signs, billboards, product labels, etc. It is a challenging problem because of numerous factors. Text in natural images can have various fonts, sizes, colors, styles, and orientations. Some text may be curved, distorted, or partially occluded by other objects. Text may also appear in different languages or scripts, which require different recognition methods. Images captured in natural scenes may suffer from noise, blur, low resolution, uneven illumination, or complex backgrounds. To address these challenges, researchers have proposed various methods based on handcrafted features, deep learning, or hybrid approaches. Some methods focus on improving the text detection performance, while others aim to enhance the text recognition accuracy. Some methods also attempt to solve the end-to-end scene text understanding problem, which integrates both detection and recognition in a single framework. However, there is still room for improvement and innovation in this field, as the current methods still struggle with some difficult cases. In the talk titled “Understand Text in Scene Images: Challenges and Recent Approaches," the speaker will delve into scene text recognition. The talk will commence with an introduction to the concept of scene text detection and recognition in images, elucidating the primary challenges encountered in this field. The speaker goes over the most recent strategies that have been created to get over these obstacles. The speaker will discuss his recent work on scene text detection and recognition using domain adaptation techniques and other findings on the problem in the latter portion of the talk. |
会場 | 物理会議室(理学部2号館3階) |
開催日 | 2024/1/5(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 小山 佳一 氏 (鹿児島大学理学部長) |
講演題目 | 物理学者はクレーンゲームを攻略できたか?―学校で習わない物理の楽しみ方― |
要旨 | 物理学は、私たちが存在するこの宇宙の仕組みと解き明かし、利用・応用する学問ですので、教科書や専門書、学術論文の中だけ学問ではありません。物理は、身の回りに起こる現象そのものです。ならば、クレーンゲームで、物理的にプライズ(景品)をゲット(獲得)することも、物理で説明できることになります。プライズゲットだけを目的にするよりも、クレーンゲームのアームでプライズを掴み、あるいは引っ掛け、落とし口に運び、ゲットする過程も物理学で考えると、ゲームはより面白くなると思います。 例えば、プライズの動きの基本は、重心の並進運動と重心まわりの回転運動と見ることができます。また、プライズの位置エネルギーは、プライズの取り出し口の高さのときが最も低いです。重力はプライズに対して必ず位置エネルギーが減少する向きに作用します。この物理に対して、お店側は、ゴムなどの静止摩擦係数や動摩擦係数の大きい物体を仕掛け、抗力がプライズの移動を邪魔するように設定し、ときにはアームからプライズに作用する力を弱め、プレイヤーがプライズゲットに向けた位置エネルギーを下げる操作の難易度を上げています。一方、プレイヤーから見れば、クレーンゲームはプライズに作用する力を操作し、重力やときには撃力も最大限に利用して、プライズの位置エネルギーを下げていくゲームに見えます。いかに効率よく下げるか?そこに物理学の知識が役立ちます。 本講演では、はじめに、鹿児島大学の文系・理系1年生向け授業「教養の物理学入門」の中で、紹介する「クレーンゲームに関わる物理」のトピックスを主に紹介します。次に、私の専門の強磁場材料科学の最新の研究紹介をします。そして、私の経歴・経験から、研究者を目指すのに必要な考え方などを、若い学生のみなさんにお伝えしたいと思います。 |
会場 | 物理会議室(理学部2号館3階) |
開催日 | 2023/12/15(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 鈴木 雅子 氏 (テキサスA&M大学栄養学部 Assistant Professor) |
講演題目 | 栄養と遺伝情報と病気の関わり |
要旨 | 栄養のバランスの良い食事を心がけていますか? |
会場 | 物理会議室(理学部2号館3階) |
開催日 | 2023/12/1(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 西野 雅人 氏 (千葉市埋蔵文化財調査センター 所長) |
講演題目 | 縄文貝塚と千葉の海・山-遺跡からみえる地域の魅力とその活用- |
要旨 | 県・市町村職員の立場で考古学研究をしています。専門は縄文時代です。大学1年のときにアルバイトで参加した貝塚の発掘を契機に、千葉の貝塚研究を40年続けています。行政内研究者であり、開発事業者との調整や発掘調査、成果の公表や活用なども仕事です。
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会場 | 物理会議室(理学部2号館3階) |
記録 | 講義ビデオ |
開催日 | 2023/10/20(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 与良 正男 氏 (毎日新聞客員編集委員、NPO法人「ドット・ジェー・ピー」特別顧問) |
講演題目 | 政治とマスコミ |
要旨 | 若い世代の「政治離れ」が指摘され始めて随分、時間が経ちました。政治への関心が低いのは若者だけではありません。最近は40代~50代にまで広がっています。その無関心を助長しているのが、新聞やテレビをはじめとするマスコミではないでしょうか。メディアの役割とは何か。新聞記者40年、うち政治記者30年の経験を踏まえて、みなさんといっしょに考えたいと思います。 |
会場 | 物理会議室(理学部2号館3階) |
記録 | 講義ビデオ |
開催日 | 2023/7/21(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 金澤 建彦 氏 (基礎生物学研究所 助教) |
講演題目 | 植物のオルガネラ進化 ~オルガネラ獲得への道程~ |
要旨 | 真核生物の細胞内には,複数の脂質二重膜で囲まれたオルガネラ(ミトコンドリアや葉緑体)と一枚の脂質二重膜で囲まれたオルガネラが存在する。前者は,現生のバクテリアの祖先が真核細胞に共生することで生じたと考えられている。一方後者には小胞体やゴルジ体,エンドソーム,リソソーム/液胞などがあり,これらは細胞膜を起源として,真核細胞の進化の過程で独立の区画(内膜系オルガネラ)としてはたらくようになったものだと考えられている。 |
会場 | 物理会議室(理学部2号館3階) |
記録 | 講義ビデオ |
開催日 | 2023/7/7(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 鈴木 俊貴 氏 (東京大学先端科学技術研究センター 准教授) |
講演題目 | シジュウカラの言語能力と動物言語学の挑戦 |
要旨 | アリストテレスの時代から、「言語」はヒトとその他の動物を大きく隔てる性質であると考えられてきました。私たち人間は、単語を用いて物事を示したり、それらを組み合わせて文章をつくり会話しますが、動物の鳴き声は単なる感情の表れにすぎないと捉えられてきたのです。しかし、この二分は本当に正しいのでしょうか?たしかに、感情を伝える音声だけでもうまく意思疎通がとれる動物もいるでしょうが、研究者たちは動物たちのコミュニケーションをどれほど詳細に解明できているのでしょうか?私は、この疑問を胸に、シジュウカラの鳴き声について研究を続けてきました。 |
会場 | 物理会議室(理学部2号館3階) |
開催日 | 2023/6/16(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 村上 千明 氏 (千葉大学国際高等研究基幹 特任助教) |
講演題目 | 千葉大学での脂質生化学研究–「純・千葉県産博士」の誕生から海外出荷まで |
要旨 | 小生は生まれも育ちも千葉県。幼稚園から大学院まで千葉県で教育を受けた「純・千葉県産博士」である。先生というより、むしろ先輩(千葉大学OB)である。 |
会場 | 物理会議室(理学部2号館3階) |
記録 | 講義ビデオ |
開催日 | 2023/4/28(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 豊田 正嗣 氏 (埼玉大学大学院理工学研究科 教授) |
講演題目 | 物理学から神経科学そして植物学へ ―異分野融合から見えてきた新しい生命観― |
要旨 | 小さい頃は生き物にあまり興味がなく、将来の夢は物理学者になることでした。大学では物理学科に進学したのですが、あることがきっかけで脳に興味をもち、神経科学の道に進みました。このまま神経科学者になるのかと思いきや、現在は植物の研究をしています。 |
会場 | 物理会議室(理学部2号館3階) |