オムニバスセミナー 2014(H26)
開催日 | 2015/2/17(火) |
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時間帯 | 14:30-16:00 |
講師 | Dr. Nan Zhang / Simon Fraser University |
講演題目 | Postgraduate studying in overseas universities |
要旨 | For the undergraduate and master students who are deciding to continue studying in the graduate school, one of the options is to choose universities in North America or Europe. For PHD candidates upon finishing, post-doctoral career abroad is also a good choice of experience. With the opportunity of seeing a different world, learning from the best academics and making friends from all over the world, there are also challenges through the whole process from the beginning of application till the end of the study, due to the differences in western-eastern education, language and culture. |
会場 | 先進科学センター会議室(理学部2号館2階) |
開催日 | 2015/1/16(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 後藤 薫 (山形大学医学部) 教授 |
講演題目 | 一酵素ファミリーから見た生命現象 |
要旨 | 分子生物学の進歩により、地球上の生物は共通の生命原理に基づいて設計されていることが明らかになってきました。つまり生命の設計図といわれるDNAは、バクテリアからヒトまで共通の暗号を使っている、というのです。ヒトがサルから進化した、どころではないスケールの大きい話ですね。ヒトのDNAは、大腸菌に含まれるDNAの約1000倍に増加したことが明らかになっています。では進化の過程で、どのようにして細胞1個あたりのDNAが増えてきたのでしょうか。その答えは、一言で言えば「コピー」、つまり1セットしか持ち合わせていなかった設計図が2セット、次にその倍の4セットというように増えていったのです。さらによく調べてみると、最初は同じであった4枚の設計図が、進化の過程で少しずつ書き換えられていったようなのです。 |
会場 | 先進科学センター会議室(理学部2号館2階) |
開催日 | 2014/12/19(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 清河 幸子 (名古屋大学大学院教育発達科学研究科) 准教授 |
講演題目 | 潜在学習における注意の役割と文化差 |
要旨 | 私たちは日々,様々な情報に接しています。このうち,意識的に取り込まれる情報もあれば,意図しないにもかかわらず獲得される情報もあります。本発表では,環境中に存在する規則や構造に関する情報が知らず知らずに抽出される潜在学習という現象を紹介し,私たち人間がいかにして環境から複雑な情報を 獲得しているかについて皆さんと一緒に考えたいと思います。具体的には,潜在学習において注意が果たす役割を検討した実験と,潜在学習における文化差を検討した一連の実験についてお話します。併せて,研究がどのようにしてスタートし,進展してきたのかについてもお話できればと思います。 |
会場 | 先進科学センター会議室(理学部2号館2階) |
開催日 | 2014/11/7(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 松下 貢 (中央大学) 名誉教授 |
講演題目 | キリンの斑論争と寺田寅彦 |
要旨 | 動物園に行くと、キリンの斑模様、ヒョウの斑点、トラやシマウマの縞模様など、体表の鮮やかな模様に事欠かない。魚屋や水族館で見られるシマダイやサバなどの魚の体表模様も同様である。動物たちがなぜそれぞれの種に固有な模様をもつのかは、進化に関わる生物学的な問題であろう。それに対して、あのような模様が個体の成長の過程でどのようにしてできるのかは、物理学や化学に関わるパターン形成の問題である。 |
会場 | 先進科学センター会議室(理学部2号館2階) |
開催日 | 2014/10/10(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 針山 孝彦 (浜松医科大学) 教授 |
講演題目 | バイオミメティクス研究を発展させるためのNanoSuit法 |
要旨 | 「バイオミメティクス」という研究分野は古くて新しい。巨大エネルギーを使う産業革命以来の社会構造の中で、持続可能性を模索する科学の一分野としてのバイオミメティクス研究の重要性をお話し、生物がもつサブセルラーサイズの秘密を理解する必要性をお伝えできればと思います。また、その研究分野の技術の一つとして確立できた「生きたまま電子顕微鏡内で生物を観察することができるNanoSuit法」の発見に至った驚きの日々の一部を紹介し、真剣で苦しい研究を如何に楽しく進めてきたかをお話します。 |
会場 | 先進科学センター会議室(理学部2号館2階) |
開催日 | 2014/7/18(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 秋鹿 研一 (放送大学)客員教授 |
講演題目 | 太陽エネルギーを捉える、電力に変える、蓄える、使う |
要旨 | 生物の存在、活動は太陽エネルギーで支えられている。人類は近代になって化石資源の力で高度な文明を発達させたが、将来再び太陽エネルギーを上手に使うことになる。現代、私たちは科学技術の進歩により、その原理を手に入れている。どのような原理で太陽エネルギーを捉え、電力に変換し、蓄え、使うことができるか?専門に偏りすぎず、素人にも分かりやすく太陽電池、風力発電や水素について対話する。また、現代社会がこれを受け入れる課題は何かを共に考える。身のまわりの科学と社会の関係を語り合いたい。 |
会場 | 先進科学センター会議室(理学部2号館2階) |
開催日 | 2014/6/27(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 阿部 慶賀 (岐阜聖徳学園大学教育学部)准教授 |
講演題目 | 創造性をつかむ -脳の外の創造性- |
要旨 | 「ひらめき」はどうして起こるのか?なぜ好きな時に起こせないのか?
こうした疑問は古くから議論されていましたが、近年の心理学の成果から、「ひらめき」は特別な才能ではないこと、個人の心の中だけで起きることではなく、他者や環境に助けられて生じることがわかってきました。 |
会場 | 先進科学センター会議室(理学部2号館2階) |
開催日 | 2014/5/30(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 雀部 博之 (千歳科学技術大学)名誉教授 |
講演題目 | 有機エレクトロニクスは半導体を超えられるか |
要旨 | 金属材料・無機材料(半導体を含む)と比べて有機材料の最大の特徴は、分子設計の多様性にあります。エレクトロニクス分野に限っても、有機材料は分子内 の電荷移動の制御(導電性)、分子構造と電子状態の制御(メモリ性)、分子集合状態の制御(回路の形成)など、ナノの世界を操ることができ、将来の極限構 造電子デバイス創製が期待されます。 |
会場 | 工学部2号棟103号室 |
開催日 | 2014/5/23(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 立松 健一 (国立天文台 チリ観測所)教授 |
講演題目 | 国際電波天文プロジェクト「アルマ」 |
要旨 | ガリレオが望遠鏡で宇宙を観察してから約400年。 |
会場 | 先進科学センター会議室(理学部2号館2階) |
開催日 | 2014/5/2(金) |
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時間帯 | 16:10-17:40 |
講師 | 中村 亮一 (千葉大学 フロンティア医工学センター)准教授 |
講演題目 | コンピュータ外科学:先端医療を支える工学技術 |
要旨 | 医療の発展は臨床現場における医療技術開発と共に基礎医学研究により進められてきました。医学研究においてはバイオテクノロジーや細胞生物学・分子生物学などいわゆる生物学的分野の発展が大きく注目されてきましたが、臨床技術を支える様々な道具の開発もまた大きな貢献を果たしてきました。古くは医用電子・医用工学と呼ばれた電気電子・機械・情報工学と医学の融合による研究分野です。 |
会場 | 先進科学センター会議室(理学部2号館2階) |