橋本研也 元センター長 が平成30年度 文部科学大臣表彰を受賞しました
掲載日：2018/04/27
平成25年4月より2年間、先進科学センター長を務められた橋本研也教授(大学院工学院)が、高周波弾性表面波デバイスの高性能化に関する研究で、平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞しました。橋本教授は通信機器のフィルタに利用されている弾性表面波(SAW)デバイスの損失発生機構の解明とモデル化ならびに抑制を多角的に検討されました。この研究により応用範囲が広がり、SAWデバイスばかりでなく携帯電話・スマートフォンの市場の活況にも少なからず貢献しています。
主要特許：特許第3597483号 「弾性表面波装置」, 特許第4090250号 「弾性表面波フィルタ」
【文部科学大臣表彰について】（文部科学省ホームページより）
文部科学省では、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とする科学技術分野の文部科学大臣表彰を定めています。
科学技術賞研究部門は、我が国の科学技術の発展等に寄与する可能性の高い独創的な研究及び発明を行った個人及びグループを対象とし、若手科学者賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者を対象としています。
「平成３０年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定について」Webサイト