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数理科学コンクールについて

数理科学コンクールについて

日本の科学技術が今後さらなる飛躍を目指すとき,独創性に満ちたアイデアで世界に貢献することが必要です。また,環境問題など地球と人類を取り巻く新たな問題の解決に寄与しなければなりません。このとき,物理や数学の素養に基づく科学的思考力を備えた若者の育成は急務です。
現在,我国の初等・中等教育は,世界的にも優れたシステムを持っています。しかし,独創的な思考力をはぐくみ,その長所を発揮させる教育は必ずしも十分ではありません。
数理科学コンクールは,日本にとどまらず世界の科学と技術の先端を担う若者の才能を発掘し育成するために開催するもので,今年度で第27回となります。課題の部(対面),ロボットの部及び遠隔でも参加できる課題の部(遠隔),人工知能の部を開催します。複数の部門への参加も可能です。
物理・数学・情報に興味のある高校生・高専生及び中学生の積極的な参加を期待しています。

主催:千葉大学先進科学センター
共催:千葉大学工学部総合工学科情報工学コース、千葉大学情報・データサイエンス学部、千葉大学大学院融合理工学府数学情報科学専攻情報科学コース
協賛:Wolfram Research, Inc.

コンクールの特色

1.自由にゆったりと考える
出題される課題の中から選択し,解答期間は6時間,時間を自由に使い解答を導きます。また,パソコン,スマホ等の情報機器を使用して,参考資料を検索することを可とします。
2.楽しい物理・数学の発見
高校の物理,数学,情報のカリキュラムにとらわれず,時には中学生の方が力を発揮するような,物理,数学,情報の本質に根ざした,考えて楽しい問題を提供します。
3.多彩な才能の評価
優秀な能力を持った生徒,ユニークな発想を持った生徒等様々な参加者の才能を多面的に評価するために,課題をたくさん解いた者だけでなく,1題に集中して素晴らしい発想を出した者も評価します。
4.人材の育成
コンクール参加者の物理や数学的能力をさらに高めるため,コンクールの表彰のほか,講評を行います。

実施風景

課題の部の様子課題の部の様子
ロボットの部の様子ロボットの部の様子
ロボットの部の様子
ロボットの部の様子
   
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