CFS_bro_2020
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クラス○○○物理学の研究対象は素粒子・原子核のミクロな世界から、多様な物質や生命の世界、さらには広大な宇宙という幅広い分野を含みます。物理学先進クラスは、物理をより深く学び、物理学に関連する分野の研究者になることを目指す学生のためのクラスです。日常生活で目にする物質から自然の中の生命体に至るまで、物質や生命の成り立ちや働きを理解する学問が化学です。1年次から3年次の間に、通常の講義に加えて、複数の研究室に所属し、研究の「現場」を実際に見聞きすることで、化学の研究法や考え方を早期に習得することができます。化学先進クラスは化学の分野で活躍する研究者を目指す学生のためのクラスです。理学部生物学科では、DNAやタンパク質を用いたミクロレベルの内容から、細胞・個体、生物集団・環境・進化といったマクロレベルの内容までを網羅し、生命の不思議を多元的に教育・研究しています。通常入学者は、4年次から研究室へ配属されますが、生物学先進クラスにおいては、1年次から最新の研究に触れるプログラムを組んでいます。̶○̶クラスの特長方式1方式2入学試験方式3̶○̶建築は安全で快適な空間を創造するための技術です。人々の生活に密着しいつの時代においても創造と進歩が常に求められています。建築学先進クラスは、歴史・設計・環境・設備・構造・生産など、建築学に関して総合的に学び、建築家・技術者・研究者になることを目指す学生のためのクラスです。植物生命科学は、植物やそれを取り巻く多様な生物における生命現象のメカニズムや生体を構成する分子の機能を化学的・生物学的手法を用いて探究する学問です。このクラスでは、早期に研究室に所属し、植物生命科学分野における研究の基礎を学ぶことで、方法論や考え方を習得し、研究に対する興味や関心を高めることができます。生物及び化学を深く学び、植物生命科学分野の研究者を目指す学生のためのクラスです。人間の心や行動、社会、文化についての多面的理解はこれからの科学的研究の中心的課題となるでしょう。人間探求先進クラスでは、人間の心や社会、文化に関する科学を学びます。従来の文系・理系という区分にこだわらず、人間について科学的で客観的に解明することに強い関心を持ち、将来、関連する分野の専門家(研究者、教育者、科学ジャーナリストなど)を目指す学生のためのクラスです。安全・安心な社会の実現に貢献する都市基盤と、これまでの都市が抱えてきた課題を解決するための魅力ある都市計画が融合した持続的で豊かな都市の創造を目指しています。都市の基盤となるハード対策と人と人とのコミュニティなどのソフト対策に関する工学的技術を幅広く学び、探究心と総合的視野を持ちつつ、多様化する都市の課題に積極的に取り組む意欲のある学生のためのクラスです。私達の生活や生活環境の不具合をとり除き、これを高質で美しいものに創造してゆくデザインは、今、あらゆる領域で重要視されています。人間とその生活行動の安全・安心、生活の質と快適性の向上を目的として、美しい製品やシステムを「探求する」「構想する」「かたちづくる」ことができる高度デザイナー・デザイン研究者になるためのカリキュラムが用意されています。身の回りの日常製品から遠い宇宙空間の製品まで、輸送機械、情報機器、医療機械など全てが機械工学による製品です。また、物理・化学・生物学的な現象を工学に応用し、新しい学問分野を開拓することも機械工学の重要な使命です。このクラスでは、数学、物理学などの基礎科目を十分に修得したうえで専門科目を学び、卒業研究を行います。将来、機械技術者として第一線で活躍する技術者・研究者を目指す学生のためのクラスです。̶○̶̶○̶̶○̶̶○̶̶○̶̶○̶○○○̶○̶○○̶̶○̶̶○̶現在の医療において工学技術の果たす役割は極めて大きくなっており、医療・福祉・健康に関する正確な知識と高い実践力を有する工学技術者が求められています。このクラスでは、医療・健康技術や福祉に関連した情報・電気電子・機械工学の技術体系を中心に、医学、看護学などを加味した学際的なカリキュラムが提供されます。医工学先進クラスは、医療機器や医療支援技術、福祉機器の開発を通して、人々の健康を支える医工学の発展に貢献する技術者・研究者を目指す学生のためのクラスです。電気電子工学はあらゆる工学分野に深く浸透した最重要基盤技術として社会を支えています。このクラスでは、実社会において活躍できるための電気電子工学に関する基礎学問の素養を身につけるとともに、他の分野や工学以外の異なるバックグラウンドの人材と協調して新しい技術を創造できる学際的な素養を持った人材を養成するためのカリキュラムが用意されています。電気電子工学分野で活躍する研究者・技術者を目指す学生のためのクラスです。工学の数多くのイノベーションの成果は、物質・材料を介して目に見える形へと実現されており、物質について理解し、その性質を操ることが未来を切り拓くために不可欠です。このクラスでは物理や化学、ナノサイエンス、デバイス工学、画像科学を軸として、物質科学とその応用分野について分野の壁を越えて学びます。高度情報化社会の基盤を支える物質科学に関わる多様な領域で活躍する技術者・研究者を目指す学生のためのクラスです。情報システムは政治、経済、医療、福祉などあらゆる場面で今日の社会生活に欠かすことのできない存在です。このクラスでは情報にかかわる数理、コンピュータのハードウェア・ソフトウェア、セキュリティ、ネットワークからマルチメディア情報処理までの幅広い領域を体系的に学びます。将来、情報工学を通じて活躍する技術者・研究者を目指す学生のためのクラスです。未来を創る化学には地球環境を保全しつつ資源を有効に活用して人類の福祉への貢献が求められています。そのために環境に調和する化学プロセスをあみ出し、様々な生物と共生を目指す「新しい応用化学」が必要です。共生応用化学先進クラスは、バイオと環境をキーワードとした応用化学を学び、幅広い化学関連分野で活躍する技術者・研究者を目指す学生のためのクラスです。※令和4年度4月入学より総合型選抜方式を導入予定16

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