先進科学プログラムの概要

■学べる5分野13クラス

先進科学プログラムは5つの分野15クラスを設置しています。2019年には、新たに生物学先進クラスも開設予定です。
(I=入試方式I、 II=入試方式II、 III=入試方式III) 

物理学関連分野(所属:理学部物理学科)

クラス 研究分野 クラスの特長 I II III
物理学先進クラス 素粒子物理学、原子核物理学、宇宙物理学、粒子線物理学、強相関電子系物理学、ナノサイエンス、電子物性物理学、光物性・量子伝導物理学、生命・情報物理学 物理学の研究対象は素粒子・原子核のミクロな世界から、多様な物質や生命の世界、さらには広大な宇宙という幅広い分野を含みます。物理学先進クラスは、物理をより深く学び、物理学に関連する分野の研究者になることを目指す学生のためのクラスです。

化学関連分野(所属:理学部化学科)

クラス 研究分野 クラスの特長 I II III
化学先進クラス 物理化学、無機・分析化学、有機化学、生命化学 日常生活で目にする物質から自然の中の生命体に至るまで、物質や生命の成り立ちや働きを理解する学問が化学です。1年次から3年次の間に、通常の講義に加えて、複数の研究室に所属し、研究の「現場」を実際に見聞きすることで、化学の研究法や考え方を早期に習得することができます。化学先進クラスは化学の分野で活躍する研究者を目指す学生のためのクラスです。

工学関連分野(所属:工学部総合工学科)

クラス 研究分野 クラスの特長 I II III
建築学先進クラス 住環境創造デザイン、環境形成マネジメント、構造安全計画 建築は安全で快適な空間を創造するための技術です。人々の生活に密着しいつの時代においても創造と進歩が常に求められています。建築学先進クラスは、歴史・設計・環境・設備・構造・生産など、建築学に関して総合的に学び、建築家・技術者・研究者になることを目指す学生のためのクラスです。
都市環境システム先進クラス 都市空間計画、都市基盤工学、都市環境工学、都市情報工学 人と環境が共存する都市を目指して、都市環境のあり方を総合的に教育・研究する全国でも数少ないユニークなカリキュラムが用意されています。都市環境システムは、環境の基盤となるハード、人と人とのコミュニティや情報の流通を司るソフトに関する工学的技術を幅広く学び、21世紀の豊かな環境構築と都市環境問題の解決に取り組む技術者・研究者を目指す学生のためのクラスです。
デザイン先進クラス 製品デザイン、デザインマネージメント、材料計画、意匠形態学、コミュニケーションデザイン、人間情報科学、デザイン心理学、コマーシャルデザイン、環境デザイン、人間生活工学、デザイン文化計画、コンテクスチュアルデザイン 私達の生活や生活環境の不具合をとり除き、これを高質で美しいものに創造してゆくデザインは、今、あらゆる領域で重要視されています。人間とその生活行動の安全・安心、生活の質と快適性の向上を目的として、美しい製品やシステムを「探求する」「構想する」「かたちづくる」ことができる高度デザイナー・デザイン研究者になるためのカリキュラムが用意されています。
機械工学先進クラス 材料・強度・変形、加工・要素、システム・制御・生体工学、環境・熱流体エネ ルギー 身の回りの日常製品から遠い宇宙空間の製品まで、輸送機械、情報機器、医療機械など全てが機械工学による製品です。また、物理・化学・生物学的な現象を工学に応用し、新しい学問分野を開拓することも機械工学の重要な使命です。このクラスでは、数学、物理学などの基礎科目を十分に修得したうえで専門科目を学び、卒業研究を行います。将来、機械技術者として第一線で活躍する技術者・研究者を目指す学生のためのコースです。
医工学先進クラス 画像診断、手術支援、生体計測、健康・リハビリテーション支援 医療行為に対して科学技術の果たす役割はきわめて大きく、科学技術に精通した医師と医学知識を持つ科学技術者が一体となり、新しい医療の展開と発展を図ることは時代の要請となっています。このクラスでは、医工学に関連した情報、画像、電子、機械工学の技術体系を中心に学ぶほか、加えて医学、看護学などを加味した学際的なカリキュラムで学びます。医工学先進クラスは、医療機器や技術の開発などを通して、人類の健康を支える医工学の発展に貢献する技術者・研究者を目指す学生のためのクラスです。
電気電子工学先進クラス システム制御、電力変換、電気エネルギー応用、電気電子基礎、量子デバイス、電子デバイス、電子通信システム、システム数理、電子情報システム 電気電子工学はあらゆる工学分野に深く浸透した最重要基盤技術として社会を支えています。このクラスでは、実社会において活躍できるための電気電子工学に関する基礎学問の素養を身につけるとともに、他の分野や工学以外の異なるバックグラウンドの人材と協調して新しい技術を創造できる学際的な素養を持った人材を養成するためのカリキュラムが用意されています。電気電子工学分野で活躍する研究者・技術者を目指す学生のためのクラスです。
物質科学先進クラス 有機エレクトロニクス、量子デバイス、スピントロニクス、レーザー工学、応用物理、画像科学 工学の数多くのイノベーションの成果は、物質・材料を介して目に見える形へと実現されており、物質について理解し、その性質を操ることが未来を切り拓くために不可欠です。このクラスでは物理や化学、ナノサイエンス、デバイス工学、画像科学を軸として、物質科学とその応用分野について分野の壁を越えて学びます。高度情報化社会の基盤を支える物質科学に関わる多様な領域で活躍する技術者・研究者を目指す学生のためのクラスです。
共生応用化学先進クラス バイオ機能化学領域、環境調和分子化学領域、無機・計測化学領域、資源プロセス化学領域 未来を創る化学には地球環境を保全しつつ資源を有効に活用して人類の福祉への貢献が求められています。そのために環境に調和する化学プロセスをあみ出し、様々な生物と共生を目指す「新しい応用化学」が必要です。共生応用化学先進クラスは、バイオと環境をキーワードとした応用化学を学び、幅広い化学関連分野で活躍する技術者・研究者を目指す学生のためのクラスです。
情報工学先進クラス 情報基盤工学、情報処理工学、物理情報工学、リモートセンシング工学 情報システムは政治、経済、医療、福祉などあらゆる場面で今日の社会生活に欠かすことのできない存在です。このクラスでは情報にかかわる数理、コンピュータのハードウェア・ソフトウェア、セキュリティ、ネットワークからマルチメディア情報処理までの幅広い領域を体系的に学びます。将来、情報工学を通じて活躍する技術者・研究者を目指す学生のためのクラスです。

植物生命科学関連分野(所属:園芸学部応用生命化学科)

クラス 研究分野 クラスの特長 I II III
植物生命科学先進クラス 生命分子化学分野、生物資源化学分野 植物生命科学は、植物やそれを取り巻く多様な生物における生命現象のメカニズムや生体を構成する分子の機能を化学的・生物学的手法を用いて探究する学問です。このクラスでは、早期に研究室に所属し、植物生命科学分野における先進研究の基礎を学ぶことで、方法論や考え方を習得し、研究に対する興味や関心を高めることができます。生物及び化学を深く学び、植物生命科学分野の研究者を目指す学生のためのクラスです。

人間科学関連分野(所属:文学部人文学科行動科学コース)

クラス 研究分野 クラスの特長 I II III
人間探求先進クラス 哲学、認知情報科学、心理学、社会学、文化人類学 人間の心や行動、社会、文化についての多面的理解は21世紀における科学的研究の中心的課題となるでしょう。人間探求先進クラスでは、人間の心や社会、文化に関する科学を学びます。従来の文系・理系という区分にこだわらず、人間について科学的で客観的に解明することに強い関心を持ち、将来、関連する分野の専門家(研究者、教育者、科学ジャーナリストなど)を目指す学生のためのクラスです。

生物学関連分野(所属:理学部生物学科) ※2019年度設置予定

クラス 研究分野 クラスの特長 I II III
生物学先進クラス 細胞生物学、分子生物学、生理化学、発生生物学、生態学、進化系統学 理学部生物学科では、DNAやタンパク質を用いたミクロレベルの内容から、細胞・個体、生物集団・環境・進化といったマクロレベルの内容までを網羅し、生命の不思議を多元的に教育・研究しています。通常入学者は、4 年次から研究室へ配属されますが、生物学先進クラスにおいては、1年次から最新の研究に触れるプログラムを組んでいます。

 

■飛び入学を選んだ学生だけの特権!先進科学プログラム独自のカリキュラム

飛び入学の学生だけが受講できる“独自の科目”があります。少人数クラスで行う各種セミナーを通じて、将来、研究者として活躍するために必要な基礎力や思考法を学ぶ機会。夢の実現を前進させる多数の科目を用意しています。