よくある質問

「飛び入学に興味はあるけれど自分にできるか不安」「もっと詳しく内容を知りたい」という方も多いことでしょう。ここでは受験生や保護者、高校の先生方からよく寄せられるご質問にお答えします。

Q. 入学料や授業料の免除などの経済的なサポートはありますか?

A. 平成20年より、先進科学プログラムの入学者は入学料が全額免除されています。また、授業料については、申請すると選考のうえ全額または半額が免除される制度があります。この他、海外研修についてもサポートがあり、食費などの個人的な経費を除いて、旅費、授業料、寮の滞在費は負担する必要はありません。

Q. 16歳以下でも入学できますか?

A. 平成29年度先進科学プログラム学生募集では、出願資格として「学校教育法第90条第1項又は同条第2項の規定により大学入学資格を有する者」で、「平成29年3月31日において年齢が満17歳以下の者(高等学校卒業程度認定試験規則による高等学校卒業程度認定試験合格者は、満17歳の者)」を満たすことが求められています。後者だけを見ると16歳以下でも出願できるように見えますが、実際には学校教育法第90条の規定があるため17歳しか出願できません。ただし、外国で教育を受けた場合については個別にお問い合わせください。

Q. 大学院への進学はどうなりますか?

A. 千葉大学では,学部を卒業すると大学院融合理工学府,園芸学研究科及び人文公共学府(博士前期課程:2年間,博士後期課程:3年間)への進学の道が開かれています。 理学部 物理学先進クラスと理学部 化学先進クラスからつながる専攻としては,融合理工学府先進理化学専攻があります。 工学部 先進クラスからつながる専攻としては,融合理工学府数学情報科学専攻,地球環境科学専攻,先進理化学専攻,創成工学専攻,基幹工学専攻があります。 園芸学部 植物生命科学先進クラスからつながる専攻としては,園芸学研究科 環境園芸学専攻があります。 文学部 人間探求先進クラスからつながる専攻としては,人文公共学府人文科学専攻及び融合理工学府数学情報科学専攻があります。 博士前期課程を修了すると修士の学位が,博士後期課程を修了すると博士の学位が授与されます。他大学院や海外の大学院への進学ももちろん可能です。大学院在学中から国際会議で研究成果を発表したり,学術雑誌に論文を発表したりして,研究者・技術者としての活動が始まります。 本学では外国の大学との学問的交流を推進しています。特に,先進科学プログラムでは学生諸君の国際的活躍を期待して,在学中の短期留学や外国の大学院への進学を奨励しています。

Q. 国際人として英語を重視するそうですが、語学学習体制について教えてください。

A. 千葉大学は、文部科学省からグローバル人材を育成する拠点大学に選ばれています。先進科学プログラムの学生は、本学独自の「skipwiseプログラム」に参加することで実践的な英語力を磨くとともに、大学卒業までにトータルで半年以上の海外経験を積むことが求められます。また、英語教育を担当している国際教養学部の教員が国際人として必要な英語力が身につくよう履修ガイダンスを実施するなど、1人ひとりの能力に応じた学習体制を整えています。さらに、英語を中心とした1、2年次の海外研修、研究を目的とした3、4年次の海外短期留学で国際感覚を磨くことができます。

Q. 先進科学プログラムの教員や学生に直接会うことはできますか?

A. 先進科学センターでは年に計3回、8月、11月、1月に説明会を開きます。説明会には教員だけでなく、在学生やときにはOB・OGも参加するので、いろいろな話を聞くことができます。また、西千葉キャンパスで説明会が開かれる際には、説明会後に、先進科学センターのセミナー室や学生室を見学したり、在学生に会うことができます。

Q. 飛び入学を利用した場合、高校卒業資格はどうなるのでしょうか?

A. 千葉大学の先進科学プログラムは、高等学校の2年次を修了した時点で入学する制度です。したがって高等学校を中退することになるため、高校卒業資格は得られません。入学後、やむを得ない事情により他大学への転入学や本学に再入学を希望する場合は、それぞれの個別審査を経て、大学入学資格が与えられます。ただし、国家試験などの資格試験で「高等学校卒業」を要件としているものに関しては、受験資格はありません。なお、入学後所定の科目の単位を修得すれば、“高校卒業程度”の認定を受けることができる制度の導入が検討されています。

Q. 高校3年生で学習すべき学科や課程を学ばずに、大学に入学するのが心配です。

A. 高校で数学や物理の一部を勉強しないで大学に入学することに、不安を感じられるのは当然です。しかし本学では、先進科学プログラムを利用した入学者に対し、その学習到達度や進捗度、興味に応じた内容の先進科学セミナーを用意しています。1年次のセミナーでは高等学校で学ばなかった大学との「すき間」を埋めるところから始めます。学年が進み、少しずつレベルが上がっていけば、今度は通常の講義では扱わない高度な内容を学ぶこともできます。個々の希望や進捗度に合わせた柔軟な対応ができるプログラムですから、心配しないで自分の好きな道を歩み出してください。

Q. 一般入試で入学する場合と飛び入学では学生生活にどのような違いがありますか?

A. 入学料免除、海外研修などのサポート制度や、先進科学セミナーなどの特別講義があることが一般学生との大きな違いです。先進科学プログラムの学生には学生室を用意し、専用机、個人の本棚、共用パソコンといった学習しやすい環境を整備しています。もちろん、講義の合間など自由な時間に勉強したり、同級生や先輩と交流することができますので安心してください。積極的なチャレンジをお待ちしています。

Q. 飛び入学生はこれまでどんなところに海外留学していますか?

A. 飛び入学の多くの先輩たちが海外留学をしています。留学のタイプには2つあり、外国の大学院で修士号・博士号を取得するタイプと、1年程度の短期間に留学するタイプです。前者の例としては、2人の先輩がマサチューセッツ工科大学(MIT)やラトガース大学へ留学して博士号を取得している他、ハワイ大学やÉcole nationale supérieure du pétrole etdes moteurs(フランス)に留学しています。後者のタイプの例としては、千葉大学の大学院に進学した先輩が、University of Art and Design HelsinkiやPolitecnico di Milanoへ留学しています。

Q. 入試方式Ⅰに「考える力を問う試験」とありますが、どのようなものですか?

A. 方式Ⅰの入試が一般的な入学試験と大きく異なる点は、
(1) 時間がたっぷりあること、
(2) 何を持ち込んでも構わないこと、
(3) 面接があること、
です。先進科学プログラムの入学試験は、最先端の研究に携わっている研究者が将来の科学を託せる人材を発掘するためのもの。そのため短い時間で正しい答えを出すことではなく、課題に対してどのように考え、それを自分の言葉で述べられるかを重視します。方式Ⅰでは7時間半かけた課題論述試験の結果に基づいて第1次判定し、合格者には十分な時間をかけて面接を実施します。こうしたプロセスを通じて、皆さんの本当の実力を探ります。

Q. 英語が不得意ですが海外研修についてゆけますか?

A. 海外研修では実力に応じたクラス編成になるので大丈夫です。また出発前に英語での自己紹介などの練習があります。また先輩が寮生活についても適切なアドバイスをしてくれます。参加すれば必ず英語の実力は上がります。英語に苦手意識があったけれど、この海外研修で克服した先輩もいます。

Q. 先進科学プログラムを卒業すると将来どんな仕事につけるでしょうか?

A. 大学院の博士課程に進学した先輩たちは、博士号を取得後、大学の教員や博士研究員、民間研究機関の研究者として活躍しています。修士課程を修了して民間企業に就職した先輩も多く、研究職を含む様々な職種で活躍しています。