よくある質問(秋飛び入学)

受験生やその保護者、あるいは高等学校の先生方から、よくいただく質問にお答えします。

 

Q. 工学関連分野(FTコース)受験生に対して課される課題論述試験とはどのようなものですか?

A. 午前に実施される課題論述Ⅰでは、数学と物理に関する比較的平易な設問を課し、基本的内容についての理解度をチェックします。数学の場合、方式Ⅰ試験で課されている数学と同等のレベルの問題と考えて下さい。ちなみに、先進科学プログラムの過去問題は 先進科学センターのホームページ に公開されています。参照して下さい。一方、物理については、例示に適当な過去問題がありませんが、教科書の練習問題程度のレベルの問題を出題します。
一方、電気電子工学コースと物質科学コースの受験生に対して午後に実施される課題論述Ⅱでは、数学と物理に関する比較的高度な設問を課し、基礎的事項を丸暗記でなく、どこまで深く理解できているかを評価します。
なお、この試験では、方式Ⅰ試験と異なり、課題論述Ⅰ・Ⅱで教科書・参考書等の持ち込みはできません。
一方、デザインコース受験生に課される課題論述Ⅱでは、デザインに関する理解力、思考力、造形力、表現力等の基礎的な資質を総合的に評価します。具体的には、一般選抜試験(前期日程試験並びに後期日程試験)でデザインコースが課している専門適性検査の過去問題を参照されると良いでしょう。

Q. 工学関連分野(FTコース)受験生にはTOEIC、TOEFL、もしくは実用英語検定(2級以上)の成績提出が要求されていますが、どの程度の点数が必要でしょうか?

A. 出願書類提出にあたっては、点数を設定していません。
課題論述Ⅰの試験を含めて、特定の科目について評価が悪くても、それを補って余りある際立った才能を持つことが課題論述Ⅱにより明らかとなれば、選抜されることとなるでしょう。むしろ、その様な人材を求めています。
ただし、入学後のキャリア形成に英語習得は必須です。そのため、英語の点数があまりに悪いと、課題論述Ⅱの評価が高くても選抜を控えるかもしれません。

Q. 工学関連分野(FTコース)を受験をしたいのですが、海外在住のため、日本国内実施のTOEIC、TOEFL、実用英語検定を受験できません。

A. 海外在住の受験生の場合、この質問のように、提出書類が準備できない場合があると思います。また、外国の制度による現地の学校に通学されているなど、募集要項に記載されている受験資格に合っているのか不明な場合もあるでしょう。そのような場合は、個別に対応しますので、まずは先進科学センターへご相談下さい。

Q. 国際物理オリンピックの日本代表選手ですが、試験当日はオリンピック期日と重なり、試験に出席できません。

A. 応募書類一式と共に国際物理オリンピックの日本代表選手であることを証明するもの(コピーで可)を提出して頂ければ、試験当日大学に来て頂く必要はありません。提出書類に基づいて合否を判定します。

Q. 9月に大学に入学した後のスケジュールを教えて下さい。

A. 学生は9月初めに大学へ入学します。秋飛び入学生は、9月に実施される集中講義を受講することにより、10月からの講義受講に備えます。集中講義では対応できない科目もありますので、それらは入学年度秋期に学習します。それ以外については、10月から、春入学生と同様のスケジュールで同様の講義を受講していきます。なお、所属学科での担任やクラス編制は通常の春入学生と同一となります。

Q. 通常の先進科学プログラム入学生については初年次に語学研修があると聞いたのですが、秋飛び入学生についてはどうなるのでしょう?

A. 当センターでは、早期入学生に対して、初年次の語学研修を実施しています。秋飛び入学生に対しては、入学一年後の夏休み中の実施を予定しています。
また、当センターでは、専門教育充実のための海外研修についても旅費・滞在費などを補助しています。これまでに、米国で開かれた学会での研究発表、オランダの医学大学での研修などを援助してきました。秋飛び入学の場合でも、優秀と認められれば、同制度を利用して同一専門分野での半年間の海外研修を受けることが可能です。

Q. 9月に大学に入学した場合、卒業は何月になるのでしょう?

A. 大学の標準修業年限は4年間ですので、正規の卒業は4年後の8月末となります。ただし、必要単位が揃い、成績優秀と認定された場合には、3年半で早期卒業する制度を用意しています。この場合には、3月末の卒業となります。

Q. 秋に卒業すると大学院進学や就職に不利になりませんか?

A. 国内の多くの大学で大学院秋入学を実施しています。千葉大学でも既に大学院秋入学を実施している分野がありますが、今回の秋飛び入学に合わせ、他の多くの分野で新規に大学院秋入学を導入する予定です。
また、早期卒業を活用して、同じ年の学生に比べて1年あるいは半年早く大学院に進学する選択肢のほかに、A6に述べた「専門教育充実のための海外研修制度」を活用して半年間留学することを含め、大学での学習を深める選択肢があります。なお、大学院進学後、成績により大学院博士前期課程や博士後期課程での修了年限が短くなることもあります。大学や研究所など、高度に専門化した部門への就職は春に限らないので、大きな不利益になりません。
秋卒業後、大学院に進まず、直ちに就職を希望する場合、企業や官公庁の採用スケジュールに符合しないため、不利となることも考えられます。ただし、理工系であれば8割以上の学生が大学院に進学する状況であり、しかも優秀であれば春卒業も可能ですので、影響は小さいと考えております。